イラン・イスラム共和国

令和8年8月12日

 8月12日、午後4時20分から約20分間、高市早苗内閣総理大臣は、マスウード・ペゼシュキアン・イラン・イスラム共和国大統領(H.E. Dr. Masoud Pezeshkian, President of the Islamic Republic of Iran)と電話会談を行いました。

  1. 冒頭、高市総理大臣から、ホルムズ海峡をめぐる情勢が重要な局面を迎える中、同海峡の開放に向けて、イランが関係国との間でやり取りを続けていることを踏まえ、現在の軍事的緊張を緩和し、一刻も早く事態の早期沈静化が図られ、米・イラン間の覚書に沿って、核問題を含め諸課題を着実に解決していく必要があるとの日本の立場を伝えました。
  2. また、高市総理大臣から、ホルムズ海峡における追加的費用のない形での自由で安全な航行が重要であることを改めて強調するとともに、海峡利用国を含む国際社会ともしっかり話し合うよう求めました。
  3. さらに、高市総理大臣から、バブ・エル・マンデブ海峡の安定確保は、エネルギー安全保障の観点からも重要であり、先般、ホーシー派が、サウジアラビアに対する海上封鎖を宣言し、商船や石油関連施設等を攻撃している状況を懸念していることを伝達し、ホーシー派に対して自制を強く働きかけるよう求めました。
  4. 加えて、高市総理大臣から、イラン国内で拘束後、4月に保釈された邦人1名をめぐる問題の早期解決を改めて要請しました。
  5. これに対し、ペゼシュキアン大統領からは、ホルムズ海峡をめぐるオマーンとのやり取りの現状及び今後の見通しを含め、イラン側の考えについて説明がありました。また、バブ・エル・マンデブ海峡については、サウジアラビアとも対話をしながら、問題解決に努めているとの説明がありました。
  6. 両首脳は、事態の早期沈静化に向けて、今後も緊密な意思疎通を続けていくことで一致しました。

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