アラブ首長国連邦
安倍総理大臣とハッザーア・アブダビ執行評議会副議長との会談
令和元年10月23日

アブダビ執行評議会副議長との会談
(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本23日,午前10時30分頃から約10分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のハッザーア・ビン・ザーイド・アブダビ執行評議会副議長(H.H. Sheikh Hazza bin Zayed, Vice chairman of Abu Dhabi Executive Council)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお会談には,日本側から岡田内閣官房副長官ほかが,アラブ首長国連邦(UAE)側から,スルターン・ジャーベル国務大臣ほかが同席しました。
- 安倍総理大臣から,ハッザーア・アブダビ執行評議会副議長の訪日を歓迎するとともに,2013年5月のUAE訪問以来となる同副議長との再会ができてうれしい旨述べました。
- また,安倍総理大臣から,「包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアティブ(CSPI)構想」の下で,UAEとの包括的なパートナーシップを一層強化したい,来年開催されるドバイ万博の成功に向けて日本は引き続き貢献したい旨述べました。
- これに対し,ハッザーア・アブダビ執行評議会副議長から,即位の礼に出席できて光栄である,日・UAE関係が良好であることは喜ばしい旨発言があり,両者は引き続き関係強化に向けて協力していくことで一致しました。
- 両者は,昨今の中東情勢について意見交換を行い,中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向け,引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
- また,両者は北朝鮮問題についても意見交換を行い,安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求めたのに対し,ハッザーア・アブダビ執行評議会副議長から支持の表明がありました。