トルコ共和国
日・トルコ外相会談
令和7年2月21日


現地時間2月21日午後0時15分(日本時間21日午後7時15分)から約40分間、G20外相会合出席のため南アフリカ共和国を訪問中の岩屋毅外務大臣は、ハーカン・フィダン・トルコ共和国外務大臣(H.E. Dr. Hakan FİDAN, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Türkiye)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、ガザにおける停戦・人質解放の合意が着実かつ誠実に履行されることが極めて重要であり、喫緊の人道危機への対処が引き続き不可欠である旨述べた上で、二国家解決及び長期的な地域の平和と安定の確立に向け、トルコとも緊密に連携したい旨述べました。
- フィダン外相からは、最新の国際情勢及びトルコの外交努力について説明があり、緊密なパートナーである日本との協力を重視している旨述べられました。さらに、フィダン外相は、地域情勢を受けたこれまでの日本の人道支援を評価する旨述べました。
- 両外相は、日本とトルコの二国間関係に関し、経済連携協定(EPA)交渉の早期妥結など、二国間関係の重要な案件に連携して取り組んでいくことを確認しました。また、引き続き活発な協議や対話を重ね、中東やウクライナ、東アジアを始めとする国際社会の諸課題についても緊密に連携して対応していくことで一致しました。