トルコ共和国
日・トルコ首脳会談
令和5年12月1日


現地時間12月1日、午後5時10分(日本時間午後10時10分)から約15分間、COP28「国連世界気候行動サミット」に出席のためアラブ首長国連邦・ドバイを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、レジェップ・タイップ・エルドアン・トルコ共和国大統領(H.E. Mr. Recep Tayyip ERDOĞAN, President of the Republic of Türkiye)と日・トルコ首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- ガザ情勢に関し、エルドアン大統領は、深刻な人道状況への懸念を表明し、戦闘休止を持続させることの重要性を強調しました。
- 岸田総理大臣からは、戦闘休止、人質の解放及び人道支援物資のガザ地区への搬入増大を歓迎していたが、今般、戦闘が再開されたことは残念であり、合意への復帰や事態の早期沈静化が重要である旨述べました。また、全ての当事者が、国際人道法を含む国際法を遵守しなければならず、さらに、実際の軍事行動においては、民間人の被害を防ぐべく、実施可能なあらゆる措置を講じる必要がある旨述べました。
- 両首脳は、人道状況の改善や事態の沈静化等に向けて、両国が引き続き連携して取り組んでいくことを確認しました。
- さらに、両首脳は、両首脳のリーダーシップの下、外交関係樹立100周年となる来年に向けて、経済、エネルギー、観光を含む様々な分野で二国間関係を更に発展させていくことで一致しました。