トルコ共和国

日・トルコ首脳会談

平成29年9月20日

9月20日,19時30分(ニューヨーク時間)から約60分間,第72回国連総会出席のためニューヨークを訪問中の安倍総理は,エルドアン・トルコ大統領との首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,エルドアン大統領から,歓迎の辞がありました。これに対し,安倍総理から,7月のG20に続いての再会を嬉しく思うとともに,数々の困難を乗り越え,改革に取り組むエルドアン大統領には勇気づけられる旨述べ,また,戦略的パートナーとして両国関係を一層強化していきたい旨述べました。
  2. 安倍総理から,北朝鮮が我が国上空を通過する弾道ミサイルをここ3週間で2回発射し,我が国国民が強い憤りを覚えていること,また,北朝鮮が6回もの核実験を強行し,国際社会の安全に対する,これまでにない重大かつ差し迫った脅威となっていることを述べ,新決議を含む関連安保理決議を完全に履行し,従来にない新たな段階の圧力を北朝鮮にかけることが必要である,この点においてトルコと連携したい旨述べました。
  3. さらに,安倍総理から,改めて北朝鮮の核・ミサイル開発は,国際社会全体にとっての安全保障上の脅威であると同時に,不拡散の観点からも憂慮すべき問題である,また,新決議を含む国連安保理決議は完全に履行されて初めて真価を発揮する,さらに,拉致問題は安倍政権の最重要課題であり,早期解決に向け,理解と協力を期待する旨を述べました。これに対し,エルドアン大統領からは,日本の立場を理解し支持する旨述べ,双方は連携していくことで意見が一致しました。
  4. 二国間関係について,安倍総理から,戦略的パートナーシップにふさわしい,多層的な協力関係を構築すべく,一層緊密に連携したい旨述べました。両首脳は,トルコ・日本科学技術大学は,未来に向けた両国間協力の重要な基盤となるものであり,早期の開校に向けて,引き続き協力していくことを確認しました。
  5. また,両首脳は,両国間の貿易,投資,観光等,経済分野における二国間関係強化の方途について議論し,安倍総理から,イキテリ病院計画への日本企業参画の実現を嬉しく思う旨述べ,日本企業の対トルコ直接投資額は,昨年はアジアで第一位であった旨述べた。両首脳は,日トルコEPAの早期妥結に向けて,交渉を加速化させていくことで意見が一致しました。

このページのトップへ戻る
トルコ共和国へ戻る