トルコ共和国
林外務大臣とトルコ共和国フィダン外務大臣との会談
令和5年7月14日


現地時間7月14日午後1時40分(日本時間14日午後3時40分)から約30分間、ASEAN外相会合に出席するためジャカルタを訪問中の林芳正外務大臣は、ハーカン・フィダン・トルコ共和国外務大臣(H.E. Dr. Hakan FIDAN, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Türkiye)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣からフィダン外相に対し就任への祝意を伝達し、両大臣は、今後緊密に連携していくことで一致しました。
- 林大臣は、トルコとの戦略的パートナーシップを極めて重視している旨を伝え、来年の日トルコ外交関係樹立100年に言及しつつ、幅広い分野で二国間関係を一層発展させるとともに、国際場裏における協力の裾野を更に拡げていきたい旨述べました。両大臣は、経済連携協定(EPA)の早期締結やトルコ・日本科学技術大学(TJU)の開学など、二国間関係の重要な案件に関して連携して取り組んでいくことを確認しました。
- 両大臣はまた、ロシアによるウクライナ侵略をはじめとする国際情勢や双方が関心を共有する地域情勢に関する意見交換も行いました。この中で、林大臣から、スウェーデンのNATO加盟に向けた国内手続を進めるとトルコが決断したことを歓迎する旨述べました。