パレスチナ

令和5年9月5日

 現地時間9月5日午後8時30分(日本時間9月6日午前2時30分)から約1時間、林芳正外務大臣は、訪問中のエジプト・アラブ共和国において、日アラブ政治対話に続いて開催された夕食会に参加し、その際、リヤード・マーリキー・パレスチナ外務・移民庁長官(H.E. Dr. Riad Malki, Minister of Foreign Affairs and Expatriates of Palestine)と短時間懇談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、初めてお会いでき喜ばしい旨述べ、8月の山田外務副大臣のパレスチナ訪問に言及しつつ、日本は「二国家解決」に基づく中東和平実現の重要性を共有しており、「平和と繁栄の回廊」構想等を通じてパレスチナ及びパレスチナ難民を引き続き支援していく旨述べました。
  2. これを受け、マーリキー長官から、最近の西村経済産業大臣等をはじめとする日本からの要人来訪が活発化していることに触れ、「平和と繁栄の回廊」構想やジェリコ農産加工団地(JAIP)といった中東和平に向けた取組は、非常に優れたビジョンに基づく政策であるとして、日本の様々なパレスチナ支援への深い謝意が示されました。

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