パレスチナ

令和5年11月4日
パレスチナ人中学生との再会を喜ぶ上川外務大臣
ラザリーニ事務局長と共に、パレスチナ人中学生3名と懇談する上川外務大臣
ラザリーニ事務局長からUNRWAの説明を受ける上川外務大臣

 現地時間11月4日午後3時30分(日本時間同日午後9時30分)から約50分間、ヨルダン・ハシェミット王国を訪問中の上川陽子外務大臣は、パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)本部を訪れたところ、概要は以下の通りです。

  1. 冒頭、ガザ地区出身パレスチナ人中学生3名(注)と約20分間懇談しました。
  2. 上川大臣から、中学生3名に対し、ガザの悲惨な状況に心を痛めている、3人に再会できて嬉しい、一日も早くご家族や友人と再会できるよう願っている旨述べました。中学生3名からは、訪日後の状況やガザ地区の状況について説明があり、上川大臣から、一日も早くガザ地区をめぐる情勢が沈静化するよう日本としても努力したい旨述べました。
  3. その後、上川大臣は、ラザリーニ事務局長からガザ地区の人道状況やUNRWAの現状や課題について説明を受けました。上川大臣から、引き続きUNRWAをしっかりと支援していきたい旨述べました。

(注)10月2日、来日中のフィリップ・ラザリーニ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長(Mr. Philippe Lazzarini, Commissioner General, the United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees in the Near East)と上川大臣が意見交換した際、これら中学生3名も同席していました。その後、10月7日のテロ攻撃が発生し、ガザ地区に戻ることができず、アンマンのUNRWA施設に滞在しています。


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