報道発表

上川外務大臣とラザリーニ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長との会談

令和5年10月2日
会談前に、ラザリーニUNRWA事務局長と握手する上川外務大臣
UNRWA関係者と記念撮影を行う上川外務大臣
ラザリーニUNRWA事務局長と会談を行う上川外務大臣

 10月2日、午後4時10分から約30分間、上川陽子外務大臣は、フィリップ・ラザリーニ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長(Mr. Philippe Lazzarini, Commissioner General, the United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees in the Near East)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 上川大臣より、本年が日本・UNRWAパートナーシップ70周年にあたることに言及しつつ、引き続きUNRWAと緊密に連携しつつ、パレスチナ難民支援に取り組んでいきたいと述べました。これに対し、ラザリーニ事務局長から、これまでの日本の支援への謝意と今後のさらなる協力への期待が示されました。
  2. また、冒頭に同席したガザ出身の中学生からは、戦争等で環境を傷つけない世界を実現するために科学者になりたいとの夢が紹介され、日本の支援への感謝が述べられました。これに対して、上川大臣からは、人生の中で夢を持つことは大切であり、科学の道を目指すことに敬意を表すると述べ、あなたの夢が叶うことを願うと激励しました。
  3. その他、上川大臣とラザリーニ事務局長は、UNRWAの財政の安定化に向けた取組や広報の重要性等について意見交換を行いました。

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