中東
日・エジプト・ヨルダン外相会合
令和6年9月23日
現地時間9月23日午後10時00分(日本時間24日午前11時00分)から約60分間、ニューヨークを訪問中の上川陽子外務大臣は、バドル・アブデルアーティー・エジプト・アラブ共和国外務・移住・国外移住者大臣(H.E. Dr. Badr ABDELATTY, Minister of Foreign Affairs, Emigration and Expatriates of the Arab Republic of Egypt)、アイマン・サファディ・ヨルダン・ハシェミット王国副首相兼外務・移 民大臣(H.E. Mr. Ayman Al Safadi, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and Expatriates of the Hashemite Kingdom of Jordan)との間で外相会合を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川外務大臣から、ガザ情勢について、戦闘が一年近く続く中、多数の民間人が犠牲となり、人道状況が危機的な状況にあることを深刻に懸念している旨述べた上で、人質解放と停戦に向けて、全ての当事者があらゆる努力をすることが必要であり、イスラエル・レバノン情勢を含む中東地域におけるエスカレーションを回避し事態を沈静化させるべく、エジプト及びヨルダンと緊密に連携したい旨述べました。
- アブデルアーティー大臣及びサファディ大臣からは、情勢は極めて緊迫しており、緊密かつ強力なパートナーである日本との協力を重視している旨述べ、上川大臣の認識を共有するとした上で、最新の現地情勢及び取組について説明がありました。
- その上で、三か国外相は、中東情勢につき緊密に意見交換を継続するとともに、協力の枠組みを更に発展させるべく引き続き連携して取り組んでいくことを確認しました。