パレスチナ
パレスチナ支援調整委員会(AHLC)閣僚級会合
平成30年9月27日

9月27日(木曜日)午後(現地時間;日本時間28日(金曜日)朝),河野太郎外務大臣は,訪問中のニューヨークにおいて,パレスチナ支援調整委員会(AHLC)閣僚級会合に出席したところ,概要は以下のとおりです。
1 河野大臣から,「二国家解決」への支持を明確にした上で,「平和と繁栄の回廊」構想や「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合」(CEAPAD)等日本独自の取組を紹介しつつ,UNRWAを通じたパレスチナ難民支援やガザにおける日本の取組についても説明しました。
2 会合では,多くの出席者が,劣悪な状況が継続するガザの人道危機に対し早急に対応する必要性を強調しました。また,中東和平プロセスをめぐる状況は厳しいが,二国家解決が唯一の現実的な方策であり諦めてはならない,和平実現のため全ての関係者が前向きに取り組む必要がある,UNRWAの活動を引き続き支えていく必要がある,といった意見が表明されました。