ヨルダン

令和3年8月19日
ファイサル王子に挨拶する茂木外務大臣
茂木外務大臣によるファイサル王子表敬の様子

 ヨルダン・ハシェミット王国を訪問中の茂木敏充外務大臣は、現地時間8月19日午前11時20分(日本時間8月19日17時20分)から20分間、ファイサル・ヨルダン王子(His Royal Highness Prince Faisal bin Al Hussein of the Hashemite Kingdom of Jordan)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、茂木大臣から、東京オリンピックに際するIOC理事としてのファイサル王子の協力に感謝するとともに、中東和平についてのヨルダンの様々な努力に敬意を表する旨述べました。これに対し、ファイサル王子から、東京オリンピックの成功をお祝いする、茂木大臣のヨルダン訪問を歓迎するとともに、今次訪問を契機に二国間関係を更に発展させていきたい旨述べました。
  2. 茂木大臣から、中東和平に関し、日本として「二国家解決」を支持する姿勢は変わらず、「平和と繁栄の回廊」構想等の独自の取組も活用しながら当事者間の信頼醸成に役割を果たしていく旨述べました。これに対し、ファイサル王子から、日本の貢献に感謝する、諸課題の解決に向けた日本の更なる協力に期待している旨述べました。
  3. 双方は現下のアフガニスタン情勢についても意見交換し、アフガニスタンの安定等の面で引き続き協調していくことで、意見が一致しました。

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