ヨルダン

平成30年5月1日
歓迎式典に出席する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
歓迎式典に出席する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
ムルキー・ヨルダン首相と会談する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 5月1日,午前10時15分(現地時間)から約25分間,ヨルダンを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,ハーニ・アル=ムルキー・ヨルダン・ハシェミット王国首相兼国防大臣(Dr. Hani Al-Mulki, Prime Minister and Minister of Defence, the Hashemite Kingdom of Jordan)との会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 ムルキー首相から,ヨルダンの置かれている厳しい財政・経済状況と,これを克服するためのヨルダンの努力について詳細な説明があり,日本のこれまでの支援への謝意が示されるとともに,さらなる支援への期待が示されました。

2 これに対し,安倍総理からは,(1)昨年7月に東京でお会いして以来の再会を嬉しく思う,(2)今回は経済ミッションも同行しており,今回の訪問が両国の経済関係の一層の発展につながることを期待する,(3)ヨルダンが地域の平和と安定のために果たす役割を高く評価している,(4)ヨルダンの安定を支えるため,引き続き日本は支援していく,(5)多数のシリア難民を受け入れているヨルダンに対する敬意を表す,(6)今般「北部シリア難民受入地域廃棄物処理機材整備計画」(16.31億円)の交換公文が署名されることを歓迎する旨を述べました。

3 また,安倍総理から,文化については,我が国の無償協力により建設中のペトラ博物館が年内開館予定であることを歓迎し,両者は,文化面でも協力を深めていくことを確認しました。


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