ヨルダン
河野外務大臣のヨルダン訪問
平成29年9月10日
9月10日(日曜日)、河野大臣は、ヨルダン・ハシェミット王国を訪問したところ、概要は以下のとおりです。
- 河野大臣は,アイマン・サファディ外務・移民大臣(Mr. Ayman Al Safadi,Minister of Foreign Affairs and Expatriates, the Hashemite Kingdom of Jordan)との間で外相会談を行った後、ムルキー首相兼国防大臣(Dr. Hani Al-Mulki, Prime Minister and Minister of Defence, the Hashemite Kingdom of Jordan)を表敬し、さらにアブドッラー2世・イブン・アル・フセイン国王陛下(His Majesty King Abdullah II Ibn Al Hussein, King of the Hashemite Kingdom of Jordan)を拝謁し、昼食会を行いました。
- 河野大臣から、アブドッラー国王、ムルキー首相及びサファディ外相それぞれに対し、日本とヨルダンの友好関係をより深めていきたい旨を述べるとともに、ヨルダンがシリア難民を寛大に受け入れていることに感謝と敬意を示し、ヨルダンの抱える経済的・社会的負担を緩和するため、ヨルダンを支援していく旨を述べました。また、日本として350万ドルの緊急無償資金協力による支援を決定したこと及び治安対策機材の供与のため10億円の無償資金協力を実施する旨説明しました。
- さらに、アブドッラー国王及びサファディ外務大臣とは、中東地域情勢のほか、北朝鮮問題に関しても意見交換を行いました。河野大臣から、北朝鮮に対する国際的な圧力を最大限に高めるための取り組みについて説明し、ヨルダン側からは、日本の取り組みを支持するとの旨発言があり、両国が連携してこの問題に取り組むことで一致しました。