中南米
第24回アジア・中南米協力フォーラム(FEALAC)若手リーダー招へい(概要)
令和7年4月7日
令和7年3月16日から23日まで、第24回FEALAC若手リーダー招へいを実施したところ、概要は以下のとおりです。
- 本招へいプログラムは、将来活躍が期待されるアジア・ラ米の若手リーダーが、それぞれの地域に共通する課題に対する理解を深め、FEALAC加盟国間の関係を強化すること等を目的として、FEALACが設立されてから間もない2001年からほぼ毎年実施されており、24回目となる本年は「スタートアップ支援と科学技術の活用」をテーマに実施されました。
- 被招へい者一行は、17日に英利外務大臣政務官を表敬訪問するとともに、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)にて「STARTプログラム」に関する講義を受講し、18日には、政府関係者から「スタートアップ支援プログラム」に関する説明及びJICAから「TSUBASAプロジェクト」に関する講義を受けました。19日及び20日には、広島県を訪問し、19日にJETRO広島職員と意見交換を行い、また広島大学において同大学の起業部ついての講義を受けるとともに、広島大学イノベーションプラザにて、広島のスタートアップ企業関係者から事業に関する説明を受けました。また、20日には、原爆ドーム及び広島平和記念資料館を訪問して視察を行うとともに、被爆体験者による講話を受けました。21日には、都内でスタートアップ企業の視察を行いました。
- プログラム中、被招へい者間でスタートアップ支援や科学技術の活用に関する自国の課題が共有され、プログラムを通じて得られた学びや気づきの点、自国における課題解決に対応しうる我が国の取組について意見交換が行われました。
- 本招へいプログラムを通じ、「スタートアップ支援と科学技術の活用」に向けた我が国の取組を参加者に紹介するとともに、被招へい者間で、各国の取組や問題意識を共有することができました。また、アジア・ラ米の共通課題に対する理解を深め、FEALAC加盟国間の関係を強化する有意義な機会となりました。