カリブ共同体(CARICOM:カリコム)

第5回日・カリコム外相会合

平成28年9月21日

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 9月21日(水曜日)午後3時(ニューヨーク時間。日本時間22日(木曜日)午前4時)から約45分間,国連総会に出席するためニューヨークを訪問中の岸田文雄外務大臣は,カリブ地域14か国から成るカリブ共同体(カリコム)諸国との間で第5回日・カリコム外相会合を行ったところ,概要は以下のとおりです(先方出席者:ストレーカー・セントビンセント及びグレナディーン諸島副首相兼外相(共同議長),マクレーン・バルバドス外相,モーゼス・トリニダード・トバゴ外相他)。

1 冒頭,岸田大臣から,カリコムと日本は,法の支配,民主主義といった基本的価値を共有し,長年,友好・協力関係を築いてきた。2014年に総理が表明した「日本の対カリコム政策」の三本の柱(PDF)別ウィンドウで開くに基づき,日本は対カリコム支援を着実に実施,また,日カリコム双方の交流は拡大し,国際場裡での協力も深化してきており,今後も関係を一層強化していきたい旨述べました。これに対し,カリコム側議長であるストレーカー・セントビンセント及びグレナディーン諸島副首相兼外相及び各国代表は,日本とカリコム諸国は長年に亘り,強固且つ友好的な関係を維持してきているパートナーであり,今後とも日・カリコム関係を発展させていきたい旨述べました。

2 岸田大臣から,卒業国支援を含め,環境,防災,水産,エネルギー分野を含むカリコム諸国が抱える脆弱性の克服に資する協力および様々なレベルでの交流を今後も進めていくとともに,2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてスポーツを通じた友好協力(PDF)別ウィンドウで開くも一層活発化したい旨述べました。

3 カリコム側より,日本の卒業国支援への感謝の意が表明されるとともに,引き続き,環境,防災,水産,エネルギー分野における協力への期待が表明されました。また,小島嶼国は特有の脆弱性があり,伝統的な所得水準のカテゴリーはこうした小島嶼諸国の実態を反映していないことを日本はよくご理解頂いている。OECD,世銀等でもこの点についてご支援頂きたいとの発言がありました。

4 また,同会合では,気候変動,海洋生物資源の持続可能な利用,国際防災協力,国連安保理改革やアジア情勢についても議論し,日本とカリコムは国際場裡でも引き続き協力を行っていく旨確認しました。

【カリブ共同体(カリコム)諸国】

アンティグア・バーブーダ,バハマ,バルバドス,ベリーズ,ドミニカ国,グレナダ,ガイアナ,ハイチ,ジャマイカ,セントクリストファー・ネーヴィス,
セントルシア,セントビンセント及びグレナディーン諸島,スリナム及びトリニダード・トバゴ の14か国

【第5回日・カリコム外相会合へのカリコム側出席者】

アンティグア・バーブーダフェルナンデス外相(Hon. Charles Fernandez, Minister of Foreign Affairs and International Trade of Antigua and Barbuda)
バハマミッチェル外相(Hon. Frederick A. Mitchell, Minister of Foreign Affairs and Immigration of The Bahamas)
バルバドスマクレーン外相(Senator the Hon. Maxine McClean, Minister of Foreign Affairs and Foreign Trade of Barbados)
ドミニカ国バロン外相(Sen. the Hon. Francine Baron, Minister for Foreign Affairs and CARICOM Affairs of the Commonwealth of Dominica)
セントクリストファー・ネーヴィスブラントリー外相(Hon. Mark A. G. Brantley, Minister of Foreign Affairs and Aviation of St. Christopher and Nevis)
セントルシアフロッド=ボブラン外務省付大臣(Minister in the Ministry of Finance, Economic Growth, Job Creation, External Affairs and Public Service of St. Lucia)
セントビンセント及びグレナディーン諸島ストレーカー副首相兼外相(共同議長)(Hon. Louis Straker, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs, Trade and Commerce of St. Vincent and the Grenadines)
スリナムバドレイシン外相(H.E. Niermala Badrising, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Suriname)
トリニダード・トバゴモーゼス外相(Senator the Honorable Dennis Moses, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Trinidad and Tobago)
カリコム事務局ラロック事務局長(H.E. Irwin LaRocque, Secretary-General of the Caribbean Community)

(その他,ベリーズ,グレナダ,ガイアナ,ジャマイカは代理出席,ハイチは欠席)

【「日本の対カリコム政策」の三本柱】

  • 第一の柱:小島嶼特有の脆弱性を含む持続的発展に向けた協力
  • 第二の柱:交流と友好の絆の拡大
  • 第三の柱:国際社会の諸課題の解決に向けた協力

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