中南米

令和元年12月10日

12月6日,午後5時から約20分間,鈴木馨祐外務副大臣は,訪日中のレベカ・グリンスパン・マユフィス・イベロアメリカ事務局長(Ms. Rebeca GRYNSPAN MAYUFIS, Secretary General of Iberoamerica(元コスタリカ副大統領))と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 鈴木副大臣から,訪日を歓迎した上で,日本は海に囲まれた島国で天然資源も少なく,航行の自由を含めて,日本とイベロアメリカが共有する価値に基づいて外交政策を立てている,日本として歴史的にも関係の深い中南米が安定した方向に進むことに貢献していきたい旨述べました。
  2. グリンスパン事務局長から,日本は中南米にとって長年重要なパートナーであり,中進国や小国が多い中南米にとって,国際社会で多国間主義が維持され,ルールに基づく秩序が確保されることが必要であり,その意味でも日本との連携を強化することは重要であると述べ,また,来年アンドラで開催されるイベロアメリカ・サミットについても日本と協力していきたい旨述べました。
  3. 両者は,中南米情勢等について意見交換を行いました。
(注)イベロアメリカ・サミットは,スペイン語圏及びポルトガル語圏の欧州及び中南米の22か国が参加し,言語,歴史に基づく協力関係の推進を目的とする。日本はオブザーバー。

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