メキシコ合衆国
藤井外務副大臣とアレハンドラ・デル・モラル・メキシコ国際開発協力庁長官との会談
令和7年8月18日


8月18日、午後2時55分から約35分間、藤井比早之外務副大臣は、訪日中のアレハンドラ・デル・モラル・メキシコ国際開発協力庁長官(Ms. Alejandra Del Moral, Executive Director, Mexican Agency for International Development Cooperation)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、藤井外務副大臣から、デル・モラル長官の訪日を歓迎するとともに、長い外交関係を有する歴史的な友好国であり、インド太平洋を挟む隣人であるメキシコとの関係強化は重要である旨述べました。
- これに対し、デル・モラル長官は、日本とメキシコの長期における様々な分野での協力関係に謝意を表明するとともに、日本・メキシコ・パートナーシップ・プログラム2030の開始を評価し、広範な分野における両国関係の一層の深化に向けて、民主主義、自由貿易、人権といった基本的価値や原則を共有する日本と協力していきたい旨述べました。
- 藤井副大臣から、価値や原則を共有する戦略的グローバル・パートナーであるメキシコと、国際機関や日本・メキシコ・パートナーシッププログラム等を通じた協力により、地域の移民問題をはじめとした諸問題の解決に向けて、引き続き共に貢献していきたい旨述べました。デル・モラル長官からは、日本の取組に対する謝意とともにさらなる協力関係の深化に対する期待が表明されました。
- 両者は、国際協力のみならず、経済関係を含む二国間関係全般の一層の深化に向けて連携することで一致しました。