メキシコ合衆国

令和6年5月2日
ロヘリオ・ラミレス・メキシコ大蔵公債大臣と握手する上川外務大臣
ロヘリオ・ラミレス・メキシコ大蔵公債大臣と懇談する上川外務大臣

 現地時間5月2日午前11時10分(日本時間2日午後6時10分)から約15分間、OECD閣僚理事会(MCM)に出席中の上川陽子外務大臣は、本年のMCM副議長国を務めるロヘリオ・ラミレス・メキシコ合衆国大蔵公債大臣(H.E. Dr.Rogelio Ramírez de la O, Secretary of Finance and Public Credit, United Mexican States)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、メキシコのOECD加盟30周年に祝意を表しました。さらに、広島AIプロセスへのメキシコによる支持に謝意を表明するとともに、広島AIプロセス・フレンズグループでの協力を進めたいと述べました。
  2. ラミレス大臣からは、日本のOECD加盟60周年に祝意を表し、両大臣は議長国・副議長国として、今次MCMを有意義なものとするべく、緊密に連携・協力していくことで一致しました。
  3. また、上川大臣から、本年、日墨EPA署名から20年の節目を迎える中、貿易・投資が飛躍的に拡大しており、日系企業が雇用創出や人材育成を通じてメキシコの発展に貢献していることを説明しました。また、中長期的な観点から投資を行う上では、法的安定性及び予見可能性が重要である点を指摘し、引き続きの協力を要請しました。

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