コスタリカ共和国

令和7年9月26日
アンドレ・ティノコ・コスタリカ共和国外務・宗務大臣と握手する岩屋外務大臣

 現地時間9月26日午前9時6分(日本時間26日午後10時6分)から約25分間、国連総会出席のためニューヨークを訪問中の岩屋毅外務大臣は、アルノルド・アンドレ・ティノコ・コスタリカ共和国外務・宗務大臣(H.E. Dr. Arnoldo ANDRÉ Tinoco, Minister of Foreign Affairs and Worship of the Republic of Costa Rica)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、両国の外交関係樹立90周年の節目に、4月に続いて再会できたことを嬉しく思う旨述べるとともに、コスタリカとは価値や原則を共有し、地域や国際場裡における様々な課題に共に取り組む重要なパートナーであり、国際場裡における協力につき議論したい旨述べました。これに対し、アンドレ外相は両国の外国関係樹立90周年に改めて祝意を表するとともに、両国関係の更なる関係強化の契機としたい旨述べました。
  2. また、岩屋大臣から、昨年11月に決定したコスタリカのCPTPP加入交渉プロセスが進んでいることを歓迎するとともに、両国は、コスタリカのCPTPP早期加入の実現に向け引き続き連携していくことで一致しました。
    さらに、岩屋大臣から、コスタリカはAIガバナンスや人間の安全保障の推進に重要な役割を果たしており、引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。
  3. この他、両外相は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢や、日・SICA間の協力につき意見を交わし、国際社会の諸課題に連携して対応していくことを確認しました。

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