ハイチ共和国

令和7年10月9日
サン=シル議長と握手する石破総理 (写真提供:内閣広報室)
日・ハイチ首脳会談の様子 (写真提供:内閣広報室)

 10月9日、午後3時5分から約35分間、石破茂内閣総理大臣は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナル・デー行事に参加するため訪日中の、アントニ-・フランク・ローラン・サン=シル・ハイチ共和国暫定大統領評議会議長(H.E. Mr. Anthony Franck Laurent SAINT-CYR, the President of the Transitional Presidential Council of the Republic of Haiti)と日・ハイチ首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 石破総理大臣から、サン=シル議長の初訪日を歓迎するとともに、大阪・関西万博を締めくくるハイチのナショナル・デーが、ハイチの豊かな文化と魅力を日本、そして世界に発信する機会となることを期待する旨述べました。また、中南米地域が安定・発展していくためには、ハイチにおける平和と安定が重要な鍵となる旨述べました。これに対し、サン=シル議長は、日本の招待と温かい歓迎に感謝する旨述べました。
  2. 両首脳は、ハイチにおいて、自由かつ公正な選挙を実施することの重要性について一致しました。サン=シル議長からは、日本による長年の二国間支援及びハイチの安定化に向けた取組について謝意が述べられるとともに、ハイチの治安状況や公正な選挙の実施に向けた課題等について説明がありました。
  3. 両首脳は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢についても意見交換を行い、国際社会の諸課題に連携して対応していくことを確認しました。

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