ハイチ共和国

令和6年9月27日

 9月25日(現地時間)、野口中南米局長は、第79回国連総会サイドイベント「ハイチ治安回復に向けた進捗確認のための閣僚級会合」に出席しました。本会合はブリンケン米国務長官が主催し、エドガルド・ルブラン・フィス・ハイチ暫定大統領評議会議長、コニーユ・ハイチ暫定首相、ムサリア・ムダバディ・ケニア内閣筆頭長官兼外務・ディアスポラ担当長官を含む各国代表が参加して実施されました。

 本会合では、ハイチにおける治安回復や統治機構の確立に一定の進展があったことが確認された上で、引き続き治安、人権、開発、人道を含む複合的な危機が継続するハイチにおいて、多国間治安支援(MSS)ミッションへの支援を含む国際社会の積極的関与や、自由で公平な選挙が行われるために必要な環境整備等について議論が行われました。 日本からは野口中南米局長がステートメントを行い、ハイチの安定化には国際社会が一丸となり、それぞれの専門知識、経験、支援をさらに提供することが極めて重要であると述べた上で、日本が一貫して取り組んできた包括的なアプローチの重要性及び日本が行ってきた2600万米ドルの支援について紹介し、国際社会とともに、引き続き支援を実施していく旨述べました。


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