総理大臣

日・パレスチナ首脳会談について

平成22年11月24日

  • (写真)日・パレスチナ首脳会談
    (写真提供: 内閣広報室)
  • (写真)日・パレスチナ首脳会談
    (写真提供: 内閣広報室)

本24日(水曜日)18時より約25分間,官邸において,菅直人総理大臣は訪日中のファイヤード・パレスチナ自治政府首相と会談を行ったところ,主要点は以下のとおりです。

  1. 菅総理より,イスラエルとパレスチナが平和裡に共存する二国家解決を支持する旨表明しつつ,イスラエル・パレスチナ間の和平交渉再開を強く促しました。また,菅総理より,パレスチナの国家建設努力を引き続き支援していく旨表明し,特に,本年度は約1億ドルの支援を実施する目途である旨表明しました。

  2. 菅総理より,地域協力モデルとして「平和と繁栄の回廊」構想も引き続き進めていきたい旨述べ,また,インドネシア,マレーシア,シンガポール等の東アジア諸国の協力も動員しつつ,パレスチナの国づくりへの支援の輪を広げていきたい旨説明しました。

  3. ファイヤード首相より,パレスチナとして,和平交渉に関与していく旨述べた上で,パレスチナ国家建設に対する日本政府及び日本国民の支援に感謝する旨述べました。また,同首相より,2011年までに,パレスチナ国家を樹立する準備が整うように引き続き支援をお願いしたい旨述べました。
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