岸田外務大臣
日仏外相会談(概要)
平成25年9月25日

9月24日(火曜日)午後6時45分(日本時間25日(水曜日)午前7時45分)から約30分間,国連総会出席のためニューヨークを訪問中の岸田外務大臣は,フランスのファビウス外務大臣(H.E. Mr.Laurent FABIUS, Minister of Foreign Affairs of the French Republic)と会談したところ,概要は以下のとおりです。なお,同会談は,日仏首脳会談に引き続き実施され,両外相は首脳会談にも同席しました。
1.二国間関係
(1)安全保障・防衛協力
ア)岸田大臣より,日仏の「特別なパートナーシップ」を強化すべく,6月のオランド大統領訪日の際に行われた日仏首脳会談の成果をしっかりフォローアップすることが重要とした上で,外務・防衛担当大臣会合を早期に開催し,実質的な成果を出していきたい,そのために,防衛装備品協力と輸出管理措置の中身について詰めていくことが重要と述べました。
イ)これに対し,ファビウス大臣より,同感であり,外務・防衛担当大臣会合の開催に向けて,作業を具体的に進展させたい旨述べました。
(2)日EU・EPA
ア)岸田大臣から,日仏がともに成長の果実を手に入れる上で,日EU・EPAの早期妥結は極めて重要であり,良い交渉結果が出せるよう,引き続き連携したい旨述べました。
イ)これに対しファビウス外相より,交渉により野心的かつバランスのとれた結果が得られるよう期待している旨述べました。
2.シリア情勢
(1)岸田大臣から,ファビウス大臣の認識や先般のモスクワ訪問の概要等につき照会したところ,ファビウス大臣から,化学兵器問題について,拘束力のある決議が採択されることを期待している旨,政治的合意の問題についてジュネーブ2プロセスが重要である旨述べました。
(2)これに対し,岸田大臣から,強い国連安保理決議が採択されるべきであり,日本として一連の動きを注視している旨述べました。
3.最後に,中央アフリカ情勢,気候変動問題について意見が交わされ,これらの問題についても日仏間の協力を強化していくことで一致しました。
1.二国間関係
(1)安全保障・防衛協力
ア)岸田大臣より,日仏の「特別なパートナーシップ」を強化すべく,6月のオランド大統領訪日の際に行われた日仏首脳会談の成果をしっかりフォローアップすることが重要とした上で,外務・防衛担当大臣会合を早期に開催し,実質的な成果を出していきたい,そのために,防衛装備品協力と輸出管理措置の中身について詰めていくことが重要と述べました。
イ)これに対し,ファビウス大臣より,同感であり,外務・防衛担当大臣会合の開催に向けて,作業を具体的に進展させたい旨述べました。
(2)日EU・EPA
ア)岸田大臣から,日仏がともに成長の果実を手に入れる上で,日EU・EPAの早期妥結は極めて重要であり,良い交渉結果が出せるよう,引き続き連携したい旨述べました。
イ)これに対しファビウス外相より,交渉により野心的かつバランスのとれた結果が得られるよう期待している旨述べました。
2.シリア情勢
(1)岸田大臣から,ファビウス大臣の認識や先般のモスクワ訪問の概要等につき照会したところ,ファビウス大臣から,化学兵器問題について,拘束力のある決議が採択されることを期待している旨,政治的合意の問題についてジュネーブ2プロセスが重要である旨述べました。
(2)これに対し,岸田大臣から,強い国連安保理決議が採択されるべきであり,日本として一連の動きを注視している旨述べました。
3.最後に,中央アフリカ情勢,気候変動問題について意見が交わされ,これらの問題についても日仏間の協力を強化していくことで一致しました。