安倍総理大臣

平成25年12月3日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)

 本3日午前10時15分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,来日中のトミー・レメンゲサウ・パラオ大統領(H.E. Mr. Tommy E. Remengesau, Jr., President of the Republic of Palau)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理から,本年2度目の訪日を歓迎する,台風30号による被害にお悔やみを述べるとともに,来年の日・パラオ外交関係20周年,2015年の第7回太平洋・島サミットに向け,アジア太平洋地域や国際場裡での連携を一層深めていきたいと述べました。

2 これに対し,レメンゲサウ大統領から,台風30号に対する日本政府の迅速な対応に感謝する,引き続き支援をお願いしたい,来年は,両国の外交関係20周年とパラオにおける終戦70周年であり,両国関係が一層深まることを期待する旨述べました。

3 更に安倍総理から,来年は,パラオが太平洋諸島フォーラム(PIF)の議長国であり,日本としても貢献していきたい,様々な分野で両国協力を深めたい旨述べ,レメンゲサウ大統領から賛意が示されました。

4 また,両首脳は,地域情勢についても議論し,両国が緊密に協力することで一致しました。

(注)パラオにおいては,昭和19年に同国南部のペリリュー島における戦闘をもって主要な戦闘が終了したことから,同年をもって終戦と位置づけている。


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