安倍総理大臣

平成25年11月14日
(写真提供:内閣広報室)

 本14日午後2時20分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,李承潤(イ・スンユン)韓日協力委員会会長代行をはじめとする同委員会一行の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 安倍総理は,韓国は自由,民主主義といった基本的価値を共有する重要な隣国であり,日韓・韓日協力委員会が1969年の設立以来,日韓関係の発展に深く関わり尽力してきたことを評価し,同委員会が今後益々活躍することを期待する旨述べました。李承潤(イ・スンユン)会長代行からは,2020年の東京オリンピック誘致への祝意が述べられ,岸信介元総理を中心に設立された日韓・韓日協力委員会が,これまで日韓間の政治・経済・文化等の幅広い分野で関係を強化してきた旨の紹介があり,今後とも最善を尽くしていく旨の発言がありました。

2 双方は,現在日韓関係は困難な状況にあるが,2018年の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックや2020年の東京夏季オリンピックを通じた協力等,様々な分野での協力を進めていくことの重要性などについて意見交換を行いました。

【参考】日韓・韓日協力委員会
 日韓両国間の政治,経済,文化等各分野における民間ベースの交流を通じ,親善友好,相互理解を図ることを目的に,各界指導者をメンバーとして,日本側は日韓協力委員会,韓国側は韓日協力委員会をそれぞれ1969年に設立。


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