安倍総理大臣

岸田外務大臣の中東訪問(ヨルダン(7月25日)概要)

平成25年7月26日

  • アブドッラー国王への拝謁
  • ヌスール首相への表敬
  • ジュデ外相との会談
 中東訪問中の岸田外務大臣は,7月25日(木曜日),ヨルダンにおいてアブドッラー国王への拝謁,ハッサン王子殿下(元皇太子)への表敬,ヌスール首相への表敬,ジュデ外相との会談を行ったところ,概要は以下のとおり。

1.二国間関係

●アブドッラー国王始め各要人からは,これまでの日本の各種支援に対し深く感謝する旨発言。また,アブドッラー国王から訪日の希望が示され,岸田大臣からこれを歓迎する旨述べた。

●岸田大臣から,ヨルダンが諸改革を進め,地域における改革のモデルを提供していることを評価しつつ,難しい状況の中にあっても,IMFプログラムを含む改革に引き続き積極的にとりくむことを期待する旨述べた。これに対してヌスール首相等は,ヨルダンはIMFプログラムを含む経済面での改革にコミットしている旨応じた。

●この他,岸田大臣からアブドッラー国王及びヌスール首相に対し,日本の国際的な原子力協力に関する立場を説明した上で,日本としてヨルダンの原子力発電所建設計画に貢献できると確信している旨述べた。

2.地域情勢
(1)シリア情勢
●ジュデ外相から,シリア情勢は日々深刻化しており,国際社会の支援が極めて重要かつ緊急となっている旨発言。

●岸田大臣から,明日26日にザアタリ難民キャンプを訪問する予定である旨述べつつ,ヨルダンが地域の平和と安定のため積極的な役割を果たしていること,特に,厳しい財政状況の中,国境を開放してシリア難民を受け入れていることを高く評価した上で,本年6月に1.2億ドルの円借款をプレッジした旨を改めて伝達した。

(2)中東和平

●ヌスール首相等は,イスラエルとパレスチナの紛争が解決してないことが,現在,中東地域が抱える様々な不安定要因の根源にあり,中東和平について二国家解決を重視するヨルダンの立場を改めて強調した。その上で,日本の中東和平に対する取り組みを高く評価しつつ,引き続き「平和と繁栄の回廊」構想を始めとして両国が連携して取り組んでいくことを確認した。

●岸田大臣から,直接交渉再開の兆しが見えつつある状況を歓迎し,ヨルダンの果たしてきた役割を高く評価する旨発言。また,そうした中で本25日に開催された「平和と繁栄の回廊」構想の第4回閣僚級協議へのヨルダンの参加に謝意を示しつつ,同構想や「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD)」等の日本独自の取り組みを引き続き積極的に進めていく旨述べた。

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