安倍総理大臣

平成25年6月17日
(写真提供:内閣広報室)
 6月17日(月曜日)午後7時30分頃(現地時間)から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,G8サミットに出席するため訪問中の英国ロック・アーンにおいて,ファン=ロンパイ欧州理事会議長及びバローゾ欧州委員会委員長と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1.日EU経済連携協定(EPA)
安倍総理から,日本と欧州が共に成長の果実を手に入れるため,日EU・EPAの交渉の進展が極めて重要と述べたのに対し,ファン=ロンパイ議長から日EU・EPAは相互の経済成長につながるものであり,交渉が速やかに前進することを期待している旨述べました。

2.日EU戦略的パートナーシップ協定(SPA)
安倍総理から,EPAと並行して交渉している戦略的パートナーシップ協定が,日EU間の幅広い分野の協力を推進する礎となることを期待している旨述べたのに対し,バローゾ欧州委員長から,EUも日EU関係を強固なものとする本協定を重視している旨発言がありました。

3.日EU定期首脳協議
3月に開催予定であった第21回日EU定期首脳協議を11月後半に東京で実施することで双方が一致しました。

4.日本産品に対するEUによる輸入規制
安倍総理から,東日本大震災からの復興を進める上で,日本産品に対する輸入規制が障害となっているとして,EUにおける規制の撤廃に理解を求めました。

おすすめ情報

安倍総理大臣へ戻る