岸田外務大臣
日・ブルネイ外相会談(概要)
平成25年7月2日


本2日13時45分(現地時間)頃から約15分間、ASEAN関連外相会議に出席するためにブルネイを訪問中の岸田文雄外務大臣は、モハメッド・ボルキア・ブルネイ外務貿易大臣との間で日・ブルネイ外相会談を行ったところ、概要は以下のとおり。
1.冒頭
岸田大臣から、モハメッド・ボルキア外務貿易大臣の御子息であるカウィ王子殿下の御成婚への祝意を伝えるとともに、ブルネイのASEAN議長国としての尽力に敬意を表した。これに対し、ボルキア大臣からは、祝意に対する感謝及び日本が議長国としてのブルネイを全面的に支持していることに対する感謝の意が述べられた。
2.二国間関係
両外相は、本年に入り、両外相による相互訪問、5月のハサナル・ボルキア国王の訪日など、両国ハイレベルによる緊密な意思疎通が実現していることを歓迎した。また、ボルキア大臣から、良好な二国間関係を一層深めていきたい旨発言があり、両外相は、来年の日・ブルネイ外交関係樹立30周年に向けて連携していくことで一致した。
3.地域情勢
両外相は、本年10月のASEAN関連首脳会議の成功に向けて連携を確認するなど、地域情勢についても意見交換を行った。