岸田外務大臣

第6回日メコン外相会議(概要)

平成25年6月30日

 30日午後6時から約45分間,ブルネイ・バンダルスリブガワンにおいて,第6回日メコン外相会議が開催され,我が国から岸田外務大臣が出席し議長を務めたところ,概要以下のとおり(メコン地域諸国側から,カンボジア王国のハオ・ナムホン副首相兼外務国際協力大臣,ラオス人民共和国のアルンケオ・キティクーン外務副大臣,ミャンマー連邦共和国のワナ・マウン・ルイン外務大臣,タイ王国のスラポン・トーウィチャックチャイグン副首相兼外務大臣,ベトナム社会主義共和国のファム・ビン・ミン外務大臣が出席。)。会議終了後,議長声明が発出された。
 
1 冒頭,岸田外務大臣より,メコン地域の経済発展は,ASEANの域内格差の是正及び地域統合の促進に資するものであり,今後ともメコン地域の発展に寄与していく旨表明し,今次会合は日メコン協力を深化させていく決意を新たにする機会としたい旨述べた。
 
2 その後日メコン協力の進展と今後の方向性等について,外相間で議論が行われた。
(1)岸田大臣から,昨年採択された「東京戦略2012」及び「東京戦略2012の実現のための行動計画」に基づく日メコン間の協力は,ミャンマーのティラワ経済特別区開発のための協力覚書署名等,この一年間で着実に進展した,引き続き2015年に向け真摯に取り組んでいきたい,また,変容するアジア太平洋地域の諸課題についても,日メコン間で協力して取り組んでいきたい旨述べた。
(2)各国外相からは,以下のとおりの発言があった。
 ア 日メコン協力における日本のこれまでのイニシアティブ,及び,日本がメコン地域に対して行っている支援に対し感謝する。
 イ 2015年のASEAN共同体の構築に向け,メコン連結性や開発格差の是正等の課題に力を入れていくべきであり,引き続き日本の支援に強く期待する。
 ウ メコン地域の経済は着実な発展を続けているが,更なる発展のために,日本の企業のメコン地域への投資に強く期待する。
 エ 日本とメコン諸国間で観光客が増加している中,日本によるASEAN諸国に対する査証発給緩和の取組を歓迎する。
 オ 東西経済回廊,南部経済回廊の重要性と日本の協力への謝意が述べられると共に,環境問題や防災の重要性が指摘された。
 カ 安倍政権の経済政策は日本のみならずメコン地域の経済の活性化にも良い影響を与えている。

3 また,外相間で,本年12月に東京で第5回日本・メコン地域諸国首脳会議を開催すること,本年中にバンコクで環境問題を議論するための第2回グリーン・メコン・フォーラムを開催すること,及び2014年に東京で第4回日メコン官民協力・連携促進フォーラムを開催することが確認された。
 
4 最後に岸田大臣は,「各国のメコン地域の開発に対する熱意と期待が表明されたが,特に「行動計画」の実施が期待され,貿易,投資,観光及び環境分野における協力が重視されていると感じた。2015年に向けて,各国の意見に留意しながら緊密に連携していきたい。」旨述べた。


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