安倍総理大臣

平成25年6月2日
日・ガボン首脳会談 (写真提供:内閣広報室)
 本2日午前10時15分から約15分間、横浜において、安倍晋三内閣総理大臣は、アリ・ボンゴ・オンディンバ・ガボン共和国大統領(H.E. Mr. Ali Bongo Ondimba, President of the Gabonese Republic)との間で日・ガボン首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。なお、ボンゴ大統領は6月1日から3日まで開催中の第5回アフリカ開発会議(TICADV)に参加するため来日中です。

1. 冒頭、安倍総理から、ボンゴ大統領の4回目の訪日を歓迎するとともに、日・アフリカ双方の発展を目指して、20周年となるTICADを共に成功させたい旨発言しました。これに対してボンゴ大統領から、歓迎への謝意を述べた上で、昨1日の全体会合での安倍総理の演説を称賛する旨述べました。

2. また、ボンゴ大統領から、今次訪日では特に日本との経済関係の発展を重視しており、天然資源が豊富なガボンへの日本企業の投資を期待している旨述べました。更に、ボンゴ大統領から、国土の大半を占める森林を保全させつつ資源開発を進めるガボンの取組を紹介しました。更に、ボンゴ大統領から、安倍総理のガボン訪問への期待が示されました。

3. 安倍総理から、TICADVでは経済界とのセッションも設けており、日本企業による投資が促進されガボンの発展に貢献することを期待しているとして、ガボンとの貿易・投資関係の強化に向けて、同国に官民合同ミッションを派遣したいと考えている旨述べました。更に、安倍総理から、森林保全と資源の活用の両立に敬意を表した上で、環境分野等での支援を継続していく旨述べました。

4. この他、アフリカ開発を含む国際場裡における協力等に関し、意見交換を行いました。

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