岸田外務大臣

平成25年6月2日
本2日午前11時50分から約20分間、横浜において、岸田文雄外務大臣は、ンガヌ=ジュメシ・カメルーン経済・計画・地域開発大臣(H.E. Mr. NGANOU DJOUMESSI Emmanuel, Minister of Economy, Planning and Regional Development)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。なお、ンガヌ=ジュメシ大臣は、6月1日より3日まで開催中の第5回アフリカ開発会議(TICADV)に参加するため来日中です。

1.冒頭、岸田大臣から、ンガヌ=ジュメシ大臣の訪日を歓迎するとともに、TICADプロセス20周年となるTICADVを機に、日・アフリカ双方の発展を目指したい旨発言しました。
 これに対してンガヌ=ジュメシ大臣より、日本の長年に亘る対カメルーン支援が効果的であることに深い謝意を述べるとともに、カメルーンへの民間投資を促進したいとして、可能性のあるセクターと投資環境整備のための政府の取組みを紹介しつつ、日本への期待を述べました。

2.これに対し岸田大臣より、カメルーンの投資環境改善に向けた努力を歓迎するとともに、本年に入ってからカメルーンに対し、ノン・プロジェクト無償資金協力や中小企業振興に関する支援を決定したことに触れつつ、カメルーンの経済社会開発や森林資源管理の努力への支援を継続する旨述べました。

3.会談の中では、2002年のサッカー日韓共催ワールドカップの際から継続している中津江村(現大分県日田市中津江村)とカメルーンとの交流をはじめとする二国間の様々な交流にも触れられ、両国の良好な関係を更に強化することで一致しました。また、この他、アフリカの開発を含む国際場裡における協力等に関し、意見交換を行いました。

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