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ロックリア米太平洋軍司令官による藤村官房長官表敬

平成24年4月11日

 本11日(水曜日)午後2時10分から約20分間、藤村修内閣官房長官は、来日中のサミュエル・J・ロックリア米太平洋軍司令官(海軍大将)(Admiral Samuel J. LocklearⅢ, Commander, U.S. Pacific Command)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。なお、日本側から齋藤勁内閣官房副長官、秋葉剛男外務省北米局参事官他、米側からジョン・V・ルース駐日米国大使、バートン・M・フィールド在日米軍司令官他が同席しました。

  1. 冒頭、藤村官房長官から、トモダチ作戦を通じた米軍からの多大なる支援に対して改めて感謝の念を伝え、このような支援により日本の国民は日米同盟の必要性をより強く認識するに至った旨述べました。ロックリア司令官からは、被災者へのお悔やみの言葉が述べられるとともに、トモダチ作戦の成功は、日米間の友情、尊敬、同盟関係の存在によるものである、また、自衛隊による対応も素晴らしいものであった旨発言がありました。

  2. また、藤村官房長官から、日米同盟はアジア太平洋地域の公共財であり、今般の北朝鮮情勢への対応をはじめ、地域及びグローバルな課題について日米が責任を共有しつつ取り組んでいくことが重要である旨述べました。これに対し、ロックリア司令官から、日米関係の強化は優先度の高い事案であり、自らも取り組むことを約束する旨発言がありました。

  3. 双方は、北朝鮮情勢について、日米間で情勢認識を共有していることを確認するとともに、「人工衛星」と称するミサイル発射への対応において自衛隊と米軍の協力をはじめ日米両政府間の緊密な連携を確保していくことで一致しました。
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