18日11時15分(現地時間)から約50分間,米国・ワシントンD.C.を訪問中の岸田外務大臣は,カーク米国通商代表と会談を行ったところ,概要は以下のとおり。
- 冒頭,カーク代表より,岸田大臣の外務大臣就任への祝意が表明された。これに対し,岸田大臣より,多くの経済分野における日米の緊密な協力に向けたカーク代表のこれまでのリーダーシップを高く評価している旨述べた。
- 日米双方は,今後とも各種二国間対話・協力を通じて幅広い分野において日米の貿易・投資関係を更に強化し,また,APECやWTO等での連携・協力を進めることによって地域・グローバルなレベルで,自由な貿易・投資を実現していくことで一致した。
- TPPに関しては,日本側から,新政権の考え方や日本国内での議論の状況を説明し,また,日米間でのこれまでの協議の経緯について確認した。日米双方は,今後とも緊密に連絡を取り合いつつ協議を継続していくことを確認した。