V4＋1外相会合
（プレス・ステートメントの主なポイント）
平成19年5月28日
1．これまでのV4＋1協力の確認
- V4＋1協力は、1）地域・国際情勢、2）貿易及び投資、3）観光といった種々の分野で進展。
（地域・国際情勢）2005年V4＋1外相会合、2004年及び2007年のV4＋1政策対話、2004年V4＋1安全保障セミナー
（貿易・投資）2007年V4南東欧投資促進セミナー
（観光）2006年V4主催日系旅行会社向け視察ツアー、2006年世界旅行博へのV4ブースの出展、2006年観光振興に関するワークショップ、日本からV4諸国へのチャーター便の増加
2．今後のV4＋1協力
- 今後も機会を見つけて外相会合を行う意思を表明。毎年の局長級の会合及びテーマ別の専門家級会合の開催も奨励。
- 各国の援助政策への相互理解を一層深める意思を表明。日本は政府開発援助に関するワークショップの開催を提案し、V4は支持。
- 既存の日EUの枠組みを活用し、中小企業支援の可能性を検討。
- V4は日本の投資誘致のため、ビジネス・セミナー実施に強い関心を表明。
3．地域・国際情勢
- 北朝鮮 北朝鮮の核問題の平和的解決の強い必要性を強調。朝鮮半島の非核化は国際的な優先事項。特に北朝鮮に対し六者会合の合意の完全実施に向けた努力を促す。安保理決議1695及び1718の着実な実施の重要性を強調。拉致問題の早期解決の重要性を強調。V4は拉致問題解決に向けた継続的な支援を繰り返し述べた。
- 国連安保理改革 V4は日本の安保理常任理事国入りは十分根拠ある願望として支持。
- 中央アジア 中央アジアで協力拡大の基盤が存在することを確認。
- 環境保護、エネルギー安全保障、気候変動、アフガニスタン。