平成19年8月1日
(1)北朝鮮問題に関し、先般の六者会合において、初期段階の措置の実施状況の確認等が行われたが、これは朝鮮半島の非核化に向けた第一歩に過ぎない、国際社会全体として、北朝鮮に対し、非核化に向けた具体的行動をとるよう引き続き働きかける必要がある、参加各国からの理解と協力を得たい旨述べた。
(2)アフリカ情勢に関し、ダルフールの治安・人道状況を深く懸念するとして、今般採択された安保理決議に従い、国際社会が一致してスーダン政府に働きかけていくことが重要である旨述べた。さらに来年5月に開催する第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)に各国のハイレベルでの参加を要請した。