国際社会における法の支配
国際法模擬裁判「2017年アジア・カップ」の開催(結果)
平成29年8月25日



8月22日及び23日, 外務省(北国際大会議室等)において国際法学会及び外務省共催の下,国際法模擬裁判「2017年アジア・カップ」が開催され,同表彰式及びレセプションに岡本三成外務大臣政務官が出席したところ,概要以下のとおりです。
1 「2017年アジア・カップ」には,日本を含むアジア11か国(パキスタン,マレーシア,タイ,中国,フィリピン,インドネシア,ネパール,インド,シンガポール,ベトナム)から12の大学の代表チームが参加し,「排他的経済水域(EEZ)内における沿岸国による管轄権の行使(他国船舶の拿捕など)の合法性」をテーマに2日間にわたって英語による模擬裁判を行いました。
2 決勝終了後,表彰式及びレセプションが開催され,岡本三成外務大臣政務官から,優勝チーム(シンガポール国立大学(シンガポール))に対し,外務大臣賞が授与されました。また,表彰式に引き続いて行われたレセプションの冒頭,岡本政務官から,アジアにおける法の支配の促進・強化の重要性につきスピーチを行いました。
3 大会詳細については,大会ホームページをご参照ください。
【参考】国際法模擬裁判「アジア・カップ」
国際法模擬裁判「アジア・カップ」は,アジア諸国の学生を対象として1999年から毎年我が国で開催されている国際法模擬裁判の大会。架空の国家間の係争を題材に,参加チームがそれぞれ原告・被告に扮して弁論を行い,弁論の優劣を競う。今年で19回目。