日本の安全保障と国際社会の平和と安定
アブラアム国際司法裁判所所長による安倍総理大臣表敬
平成29年7月28日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本28日午前11時30分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のロニー・アブラアム国際司法裁判所所長(H.E. Judge Ronny ABRAHAM, President, International Court of Justice (ICJ))による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,安倍総理大臣より,アブラアム所長の訪日を歓迎するとともに,日本は法の支配を重視しており,法の支配の強化に向けたICJ関係者の努力を支持すると述べました。
2 これに対し,アブラアム所長は,ICJと日本は古くから強固な関係を有している,歴史的にも小和田恆(おわだひさし)判事をはじめ偉大な判事を輩出している,現在の国際社会では紛争の平和的解決が重要となっていると述べるとともに,安倍総理大臣の法の支配に対するコミットメントや日本のICJの活動に対する貢献に深い敬意と謝意が示されました。
3 さらに,安倍総理大臣より,国際社会の国際裁判に対する期待は増大しており,ICJが引き続き重要な役割を担うよう,ICJが中立・公正な判決を積み重ねていくことが重要である旨述べました。