報道発表

林外務大臣とビーズリー国連世界食糧計画(WFP)事務局長とのテレビ会談

令和4年3月10日
テレビ会談で発言する林外務大臣
テレビ会談の様子

 3月10日、午後9時20分から約20分間、林芳正外務大臣は、デイビッド・ビーズリー国連世界食糧計画(WFP)事務局長(Mr. David M. Beasley, Executive Director, The UN World Food Programme)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、世界の飢餓と貧困の撲滅のために迅速・効果的に活動しているWFPを高く評価しており、今後もWFPの取組に最大限協力していきたい旨述べました。
  2. これに対し、ビーズリー事務局長から、これまでのWFPに対する支援への謝意と今後のさらなる協力への期待が示されました。
  3. その後、両者は、現下のウクライナ情勢を受けた人道支援ニーズ等について意見交換を行い、林大臣から、日本が表明した1億ドルの緊急人道支援の一部はWFPを通じて実施する予定であり、効果的な支援を期待する旨表明しました。ビーズリー事務局長からは、日本の支援への謝意とともに、ウクライナ・ポーランド国境の視察の結果を踏まえ、現地の状況について説明がありました。
  4. その上で、両者は、日WFP関係を更に強化し、緊密に連携してウクライナ情勢を含む世界の飢餓問題に対応することで一致しました。
[参考]WFP概要(PDF)別ウィンドウで開く
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