人道支援
日本政府による赤十字国際委員会(ICRC)を通じた支援
平成26年12月24日
(写真提供:ICRC)
赤十字国際委員会(ICRC)は、紛争やその他武力の伴う状況下で生じている性暴力を「予防可能な悲劇」と位置付け、全ての人々を性暴力から保護し、被害者には必要な医療措置を提供するよう訴えています。
日本政府はこの分野で、赤十字国際委員会(ICRC)が精神面での支援の一環として行うコンゴ民主共和国でのカウンセリング・センター計40ヶ所における事業を支援しました。この事業の下、2013年の1年間で4,544人が来院し、この内、治療が必要とされた2,205人がICRCの支援する医療施設で治療を受けました。ICRCは、これらの施設の存在を周知するとともに72時間以内に治療を受ける必要性を訴える等一般市民向けの啓蒙活動も行っています。