国連外交

令和6年7月1日
日本国旗の前で、写真に収まる赤堀毅地球規模課題審議官と、徐浩良(シュウ・ハオリヤン)国連事務次長兼国連開発計画(UNDP)副総裁

 6月24日、赤堀毅地球規模課題審議官は、来日中の徐浩良(シュウ・ハオリヤン)国連事務次長兼国連開発計画(UNDP)副総裁(Mr. Haoliang Xu, UN Under-Secretary-General, UNDP Associate Administrator)との間で意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 赤堀地球規模課題審議官から、本年1月に公表された人間の安全保障に関する第4次国連事務総長報告にも触れつつ、人間の安全保障の主流化及び実践においてUNDPが果たしてきた役割を高く評価するとともに、今後も連携を強化したい旨述べました。
  2. これに対し徐副総裁から、人間の安全保障に関する日本とUNDPの連携は特別な意義があるものであるとしつつ、昨年日本政府が決定した開発協力大綱の実施につき、日本政府と一層緊密に連携したい旨述べました。
  3. また両者は、今後の連携における戦略的優先事項や開発協力全般のあり方といった課題につき、率直な意見交換を行いました。
(参考)国連開発計画(UNDP)

 UNDPは、国連システム最大の開発機関であり、高い専門的知識と豊富な経験、グローバルなネットワークを有し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組の促進において主導的な役割を果たしている。


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