持続可能な開発のための2030アジェンダ

令和2年9月2日
(写真1)円卓会議構成員と鈴木外務副大臣
(写真2)円卓会議構成員による鈴木外務副大臣表敬の様子

 8月31日午後4時30分から約20分間、鈴木馨祐外務副大臣は、持続可能な開発目標(SDGs)推進円卓会議構成員による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、鈴木副大臣から、新型コロナウイルス感染症は脆弱な人々に影響を与えており、SDGs達成に向けたマイナスの影響を減らすことが重要、SDGs達成に向けた取組を弱めてはならず、構成員の皆様の取組に感謝申し上げる等述べました。
  2. 続いて、円卓会議構成員から鈴木副大臣に対し、「SDGsでコロナ危機を克服し、持続可能な社会をつくるためのSDGs推進円卓会議による提言」が手交され、SDGsをコロナ対策の基本理念に据え、コロナ禍からの「より良い復興」とSDGs推進の両立を図りつつ、「誰一人取り残されない」社会の実現に向けて取組を進めることが重要である等の発言がありました。
  3. これに対して鈴木副大臣から、グローバルな社会課題が多様化し、資金ニーズも増えていく一方、今後の世界経済の動向を踏まえれば、これからがSDGsにとっての正念場であり、SDGsについて深い知見を有する円卓会議構成員の皆様には、今後とも様々な提案を頂ければありがたい、政府としては引き続きSDGsを政策の柱に置いて取り組んでいく等述べました。

【参考1】SDGs推進本部
 SDGsに係る施策の実施について、関係行政機関相互の緊密な連携を図り、総合的かつ効果的に推進するため、2016年5月20日に、安倍晋三内閣総理大臣を本部長、全国務大臣を構成員として内閣に設置。
【参考2】SDGs推進円卓会議の構成員
 以下の14名及び政府側関係者(外務省地球規模課題審議官及び関係府省庁の課長級)から構成されるが、今次表敬には、4名(稲場構成員、蟹江構成員、根本構成員、元林構成員)のみが参加。

  有馬 利男  グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン代表理事
  稲場 雅紀  一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク政策担当顧問
  大西 連  自立生活サポートセンター・もやい理事長
  春日 文子  国立研究開発法人国立環境研究所特任フェロー
  蟹江 憲史  慶應義塾大学大学院教授
  河野 康子  一般社団法人全国消費者団体連絡会前事務局長
     NPO法人消費者スマイル基金事務局長
  近藤 哲生  国連開発計画駐日代表
  田中 明彦  政策研究大学院大学長
  根本 かおる  国連広報センター所長
  二宮 雅也  日本経済団体連合会企業行動・SDGs委員長
     損害保険ジャパン株式会社取締役会長
  宮園 雅敬  年金積立金管理運用独立行政法人理事長
  三輪 敦子  一般財団法人アジア太平洋人権情報センター所長
     一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク共同代表
  元林 稔博  日本労働組合総連合会総合国際局長
  山口 しのぶ  国連大学サステイナビリティ高等研究所所長

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