国際保健
中村地球規模課題審議官の国連総会
N4Gサイドイベント:Together for Nutrition出席
令和6年9月24日


現地時間9月24日午後4時00分(日本時間25日午前5時00分)から、第79回国連総会ハイレベルウィークに出席のため米国・ニューヨークを訪問中の中村地球規模課題審議官が、ユニセフ本部において、日本、フランス、米国、UNICEF、WHO、SUN movement、UN Women、Stronger Foundations for Nutritionの共催で開催したN4Gパリ栄養サミットに向けたサイドイベント「Together for Nutrition」に出席しました。本会合には、各国政府、国際機関、CSO等を代表する30名以上のスピーカーが参加し、栄養不良の世界的危機に関し、資金調達とパートナーシップを通じて、より包括的でジェンダーにも配慮した、持続可能な栄養対策の必要性につき呼びかけが行われました。
中村地球規模課題審議官からは、食事、専門家、エビデンスを重視した日本の100年以上に亘る栄養政策を踏まえ、国際社会における栄養課題に関する日本の貢献を紹介し、東京栄養サミット2021のコミットメントのフォローアップ状況の報告及び2025年のパリ栄養サミットに向けて、ドナー、市民社会、学術機関、各国政府などの多様なステークホルダーとの協力の重要性を呼びかけました。最後に、フランスのイニシアティブで設置されたトロイカ体制を歓迎し、日仏米でN4Gパリの成功に向けて協力していくことを強調しました。