国際保健
マルモラUnitaid (ユニットエイド)事務局長による山田外務大臣政務官表敬
平成31年4月4日
4月2日,山田賢司外務大臣政務官は,レリオ・マルモラUnitaid (ユニットエイド)事務局長(Mr. Lelio Marmora, Executive Director, Unitaid)による表敬を受けたところ, 概要以下のとおりです。
- 山田政務官から,日本企業が誇る治療薬の技術を活用して多剤耐性結核に対する新たな結核治療法を確立するための事業として,平成30年度補正予算により,Unitaidに対する拠出を決定した旨伝達しました。
- マルモラ事務局長は,拠出への謝意を述べるとともに,Unitaidがイノベーションの推進を通じて疾病の治療を大きく改善していること, また, 民間を含めた日本との関係構築を目指している旨述べました。
- 山田政務官とマルモラ事務局長は,多剤耐性結核といった国際的な課題解決やユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)達成に向けて,双方の協力の下,貢献していくことを確認しました。
【参考】Unitaidとは
2006年,フランス政府の提案により,開発のための革新的資金調達を目指し,主に途上国における医薬品のアクセスの向上を目的として設立された国際機関。歳入の半分以上は,各国の航空連帯税等から拠出されている。