国際保健

平成27年12月21日
合同レセプションにおける挨拶
代表団長・民間セクター夕食会における挨拶

 12月16日,東京プリンスホテルにおいて,世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)第5次増資準備会合及びユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)会議の合同レセプション,及び,グローバルファンド第5次増資準備会合代表団長・民間セクター夕食会が開催され,外務省を代表して濵地雅一外務大臣政務官が出席したところ,その概要は以下のとおりです。

 合同レセプションにおける挨拶では,濵地政務官より,同日に開催されたUHC会議で,強靱で持続可能な保健システムの構築,UHCの達成に向けた取組,公衆衛生危機対応,保健分野におけるG7の役割などを巡る有意義な議論が行われ,来年G7議長国を務める日本として,具体的な示唆を得ることができた旨を評価しました。また,翌日に開催されるグローバルファンド増資準備会合に関し,濵地政務官より,疾病対策が保健システムの強化を牽引し,UHC達成を後押しするものと考えており,三大感染症対策を支援するグローバルファンドの活動は,UHC達成を目指す日本の国際保健政策目標にも一致することを歓迎しました。

 グローバルファンド増資準備会合代表団長・民間セクター夕食会においては,濵地政務官より,グローバルファンドの支援によって救われた命が1700万人にのぼることを評価し,官民パートナーシップを通じて全ての人々の健康的な生活の確保と福祉の推進に向けてますます貢献していくことを期待する旨の挨拶を行いました。夕食会では,日本の民間セクターで最大ドナーである武田薬品工業の長谷川会長,ダイブル・グローバルファンド事務局長に加え,テドロス・エチオピア外相,マチャリア・ケニア保健長官,ファウフィク・ナミビア保健・社会サービス大臣等と懇談を行いました。


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