国際保健

平成27年10月29日
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 10月28日(水曜日)14時10分から約25分間,濵地雅一外務大臣政務官は,國井修世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)戦略・投資・効果局長の表敬を受けました。

 濵地外務大臣政務官から来日を歓迎すると共に,9月の国連総会で日本が重視するユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成が,エイズ・結核・マラリアの三大感染症対策の推進と共に「持続可能な開発のための2030アジェンダ」保健ゴールのターゲットの一つに掲げられたことに言及し,来年のG7伊勢志摩サミットを控え,日本は国際保健分野で引き続き主導的役割を果たしていく考えであり,グローバルファンドとの協力を一層強化していきたい旨述べました。

 國井局長より,グローバルファンドは結果を出すことを求められている機関として設立以来多大な成果をあげてきたことに言及しつつ,近年は三大感染症の影響を受けやすい女性・女児や若者に一層フォーカスを当てている旨述べました。また,パートナーシップ精神に基づき,各国内で感染当事者も含めた関係者の協働を促す仕組みをつくり,一丸となって対策に取り組んでいる旨を説明しました。

 また,両者は,国際保健分野における人材育成の重要性や,日本の企業や民間団体とグローバルファンドの協力に関し,意見交換を行いました。


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