国際保健
岸外務副大臣とマーク・ダイブル世界エイズ・結核・マラリア対策基金 (グローバルファンド)事務局長との意見交換
平成28年10月27日
25日,岸信夫外務副大臣は,訪日中のマーク・ダイブル世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)事務局長(Dr. Mark Dybul, Executive Director, the Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria)と意見交換を行ったところ,概要以下のとおりです。
- 岸副大臣から,9月のグローバルファンド第5次増資会合(於:モントリオール)の成功を高く評価する旨述べつつ,日本は,昨年12月に第5次増資準備会合を主催して以降,G7伊勢志摩サミットやTICAD VIにおいて,継続して国際保健を大きく取りあげ,グローバルファンドの果たす役割の重要性に改めて光を当てた,こうした立場と貢献を踏まえ当面8億ドルの拠出を表明した旨説明しました。これに対し,ダイブル事務局長から,日本政府による第5次増資向けの拠出表明や国際保健分野におけるリーダーシップに対する謝意を表明しました。
- 岸副大臣及びダイブル事務局長は,保健システム強化やUHCの達成,グローバルファンドの活動などについて意見交換を行いました。