保健・医療

世界エイズ・結核・マラリア対策基金第5次増資準備会合における岸田外務大臣挨拶

(平成27年12月17日 於:東京プリンスホテル)

平成27年12月17日

英語版 (English)

 欧州・北米以外で初めてとなるグローバルファンド第5次増資準備会合に,かくも多数ご参加いただいたことに,心から感謝申し上げます。

 2000年G8九州・沖縄サミットを契機に設立されたグローバルファンドは,エイズ・結核・マラリアという三大感染症の蔓延防止という目標実現のために中心的な役割を果たしてきました。グローバルファンドの支援によって救われた命は1700万人を 数えます。これは,官民パートナーシップを通じて取り組んできたすべての関係者の努力の賜です。グローバルファンドの生みの親である日本の外務大臣として,深甚なる敬意を表します。

 本年採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」では,三大感染症の流行終結が,目標の一つとなっています。グローバルファンドの支援も,これまでの活動の成果の結果,各国に自立を促し自ら医療サービスを継続できるようにすることが重要となっています。
 三大感染症の根本的解決のためには,強靱かつ包括的で持続的な保健システムの構築・強化と,ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の実現が重要です。グローバルファンドが各国の保健システム構築の上で,主導的な役割を果たすことを期待します。また,グローバルファンドが,一人ひとりに焦点をあて,脆弱な人々が直面する社会的挑戦を支援するという,「人間の安全保障」の考え方と沿った方針をとっていることを,高く評価します。

 来年,G7議長国を務める我が国は,グローバルファンドをはじめとする国際機関等と協力し,国際保健の諸課題に,引き続き積極的に貢献していく決意であることを表明し,私からの挨拶とさせて頂きます。


このページのトップへ戻る
保健・医療へ戻る