ODAと地球規模の課題
鈴木外務副大臣の新型コロナウイルス感染症対策途上国支援に関する開発大臣コンタクトグループ第2回会合への出席
令和2年6月16日


- 6月15日,午後9時から約90分間,鈴木馨祐外務副大臣は,TV会議形式で開催された新型コロナウイルス感染症対策途上国支援に関する開発大臣コンタクトグループ第2回会合に出席しました。
- 本会合は,第1回会合に引き続き,カナダと英国の呼びかけにより,G7,オーストラリア,オランダ,ニュージーランド,ノルウェー,スウェーデンの開発協力を担当する大臣・政府高官らが参加し,食料安全保障・栄養及びワクチン・治療薬・診断法を中心に各国の支援の現状や優先課題,今後の取組について意見交換を行いました。
- 鈴木副大臣からは,食料安全保障に関し,不必要な貿易制限措置を行わないこと,適時・適切な食料の需給状況に関する情報提供及び流通の確保の重要性について述べた上で,脆弱国において第2波も見据えた具体的な対応が必要であると指摘し,各国の賛同を得ました。また,ワクチンに関しては,研究開発の加速,途上国も含めた供給を考慮した量産体制の確保が鍵であり,日本としてもG7での提案など,その公平なアクセスに向けた取組を主体的にリードしていく考えを表明しました。