外務副大臣・外務大臣政務官

平成29年1月18日
小田原政務官による挨拶 (写真提供:JICA)
ボランティア代表の挨拶 (写真提供:JICA)
増島審議官による感謝状授与の様子 (写真提供:JICA)
懇談会に出席の来賓及び北岡JICA理事長 (写真提供:JICA)
  1. 1月13日(金曜日),帰国JICAボランティアに対する外務大臣感謝状授与式及び懇談会がJICA市ヶ谷ビルにおいて執り行われ,増島外務省国際協力局審議官から帰国ボランティア全員に一人一人直接感謝状が授与されました。
  2. 授与式及び懇談会には,今回の感謝状授与対象者である青年海外協力隊員,シニア海外ボランティア計46名のほか,福田康夫元内閣総理大臣御夫妻,並びに「日本の国際協力~特に青年海外協力隊の活動~を支援する国会議員の会」(JICA議連)の三原朝彦衆議院議員,宮澤博行衆議院議員,並びに小田原潔外務大臣政務官や北岡伸一国際協力機構(JICA)理事長をはじめとする外務省,JICA関係者等,全体で約90名が参加しました。
  3. 授与式では,小田原政務官から,昨年7月に青年海外協力隊がフィリピンの「ラモン・マグサイサイ賞」を受賞したことに触れつつ,JICAボランティアの活動が,着実な成果を残すとともに,日本と開発途上国の友好関係の強化において重要な役割を果たしていると感謝の意を述べました。また,国内外問わず,JICAボランティア事業で得た知見や能力を積極的に社会に還元してほしいと今後の期待を述べました。これに対し,帰国JICAボランティア代表としてペルーに派遣された観光分野のボランティアからは,日本政府やJICA,家族,友人,そして派遣国の人々に対する感謝が述べられ,2年間の活動を通じて得たものを日本や国際社会に還元していきたいとの決意が述べられました。
  4. 続いて行われた懇談会においては,福田康夫元内閣総理大臣からの御挨拶及び乾杯の御発声が行われました。また,北岡伸一JICA理事長からの御挨拶,企業関係者による御挨拶に続き,帰国JICAボランティア代表としてパプアニューギニアに派遣された理学療法士のボランティア及びルワンダに派遣された青少年活動のボランティアから活動報告が行われ,日本と派遣国における環境や習慣等の違いによる苦労や失敗,それを支えてくれた家族や友人,現地の人々への感謝,自身の活動の様子などが述べられました。また,帰国ボランティアの進路やボランティア活動の社会還元等についての報告・意見交換がなされ,JICAボランティア事業についての認識が深まるとともに,途上国経験を活かした帰国JICAボランティアの今後の社会での活躍が期待される内容となりました。

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